男女で異なる結婚式のこだわりポイント
結婚式へのこだわりは男女で違う場合があります。
お互いににとって最高の結婚式にするために結婚式での注意点をまとめました!
結婚を決めた二人が次に考えなくてはいけないことに『結婚式』があります。
最近は新郎新婦二人だけで行う結婚式も増えていますが、まだまだ盛大に結婚式をしたいという人も多いようです。
特に、結婚は新郎新婦二人だけのものではありません。
お互いの親族を引き合わせる存在であることから、両家の意見を無視することも簡単ではないでしょう。
結婚式と言っても、挙式のみをする場合もあるでしょうし、披露宴は身内だけで行いたいという人もいます。
さらにリゾートウェディングなども主流になっており、ごく近しい人だけを集めた結婚式もありますよね。
どのような形のものにしたいのか、新郎新婦によって相談し決めていくことになるのですが、実はここがかなりネックになってきます。
その理由は、男女によって結婚式へのこだわりが違うからです。
結婚式は女性のものというイメージが強い物の、男性の中には自分の意見もあるというタイプもいるので、一つ一つのことに対してケンカになってしまう新郎新婦もいるようです。
せっかくの晴れの舞台のはずが険悪なまま行うことになることは実は珍しくないのだとか。
男女のこだわりをお互いがしっかり理解して行うことができれば一番良いのですが、男女の違いだけではなく、親族からの圧力も加わり、マリッジブルーに陥ってしまうこともあるでしょう。
幸せな姿を皆に見てもらい、これからの人生を祝福してもらう為の結婚式がいざこざの原因になってしまっては本末転倒です。
そうならないようにまずは男女のこだわりの差をしっかり理解しておきましょう。
まず、女性の立場からの結婚式のこだわりについて考えてみましょう。
女性にとって結婚式は人生で一番幸せな日として認識されています。
純白のウェディングドレスを身にまとい、皆から祝福される日です。
女性にとって一番こだわりたいポイントが衣装という人も多いのではないでしょうか。
純白のウェディングドレスはもちろんのこと、お色直しを何度するのか、どの衣装を選ぶのか、アクセサリーはどのようなものが良いのか、ヘアスタイルはどんな風にする?と考えだしたらキリがないくらい、理想があるものです。
また、女性にとって他の女性よりも幸せであることをアピールすることができる場でもあります。
マウンティングなどという言葉が世の中に広まっていますが、それは結婚式においてもあるようです。
どんな引き出物だったのか、どんな演出だったのかなど、結婚式に参加した人同士でマウンティングするなんてこともよくある話。
幸せな場のはずが、気づかないうちにマウンティングされているなんてことは女性にとって悲しいことです。
そのような事態にならない為にも、豪華でこだわりが満載の結婚式を挙げたいと望む女性も多いようです。
人生に一度しかないのだから、ここぞとばかりに豪華にしたいと望んでいる人も多く、引き出物もグレードの高いものを選択したり、演出にもこだわりを持って考えるなんて人も少なくありません。
また、女性の場合は結婚式前のエステやネイルにもこだわることが多く、人生で一番贅沢をする日でもあるのかもしれません。
結婚式の主役は新郎新婦ではあるものの、どうしても花嫁である新婦のこだわりが前面に出やすいのが特徴です。
多くの女性が子供の頃から花嫁さんになることを願ってきていますし、ウェディングドレスを着用することにこだわりを持っている人も多いでしょう。
一生に一度だからこそ妥協したくないというこだわりを持っていることは当たり前なのかもしれませんね。
しかし、残念ながら男性にとっての結婚式はそこまでの思い入れがないことが多く、あくまでも主役は女性であると考えている人も少なくありません。
その為、結婚式一つに対しても消極的で意見を出さないなんてこともあるでしょう。
消極的な男性に対して、苛立ちを覚えるなんて人も結構いるのではないでしょうか。
なぜ、男性は消極的なのか、その理由については下記で触れるとして、中にはこだわりが強い男性もいますので、新郎がどのタイプであるかを把握しておくことが大切です。
結婚式は女性が主役の日と思っている男性も多いようです。
その為、結婚式に対してこだわりがないという人もいます。
ただ、一見こだわりがないように思えている人でも、実は譲れない部分が「費用」。
男性にとって結婚式はかなり費用がかかるイメージが強く、どれぐらいかかるのかを心配しているパターンが多いのです。
昨今の結婚式は、自分たちの幸せを祝福してもらうことよりも、ゲストに対して配慮する傾向にあります。
自分たちの為に足を運んでくれる人に感謝を伝える日でもあるからです。
その点は男女とも同じでしょう。
しかし、男性にとっては、勤めている会社の上司を招待しなくてはいけなかったり、親族の手前見栄を張らなければならない為、楽しみにしている一日というよりもプレッシャーが強い日として存在しているのです。
女性のように自分が着るウェディングドレスを選ぶような楽しさを男性は感じていないのが実状と言えます。
男性は衣装一つでもそこまでこだわりがある人はいません。
タキシードや袴などを着用するとしても、女性のようにアクセサリーを付けるわけではありませんし、色や、形がどうかなどはさほど気にしないようです。
男性は、それらを着用するのにいくら費用が必要かと気にしていることはあっても、デザインにまで執着する人は少ないようです。
男性にとっての結婚式は、女性を引き立たせ、親族の前で女性を大切にするという意思表明の日です。
その為、プレッシャーも相当なものと言えるでしょう。
実際に、結婚式をした男性の多くが二度としたくないと感じていることからもわかるように、それだけ疲労感が強いのかもしれません。
結婚式当日は、新郎新婦共に息つく間もないぐらい忙しいものですが、男性はそれにプラスして緊張とプレッシャーがかかる為、積極的に行動できないのではないでしょうか。
また、男性がこだわる部分として多いのが、席次。
親族や勤めている会社の席次はとても頭を悩ませる作業です。
どの席に誰が座るかで揉めることもあります。
また、両親からダメ出しをされることもあり、時間ギリギリまで悩まされることもあるでしょう。
さらに、会場の場所にもこだわりが強いことが多いようです。
会場選びの段階で新郎新婦が揉めてしまうことも珍しくありません。
男性は細かいことに対してはそこまで気にしていませんが、大きく目に見えるものなどにはこだわりが強い傾向があります。
会場の建物がどんな雰囲気なのかをじっくり選びたいという人も多く、早く会場を決めて細かいことを決めたい女性と意見が分かれてしまうことも少なくありません。
会場選びの際には、まずどんな雰囲気の場所を望んでいるのか、利便性が良いのかなど前情報を得てから、実際に見に行くとスムーズに決まるでしょう。
男性のこだわりとしては、演出に力を入れる人も多いようです。
最近ではフォトムービーを上映するのが主流になってきていますが、これをプロに依頼するのか自作するのかによって、こだわり方が違ってきます。
パソコンなどが得意な男性にとっては腕の見せ所でもありますし、自作した方が思い入れも強くなるでしょう。
ただし、結婚式の段取りはかなり細かいことも多く、それら一つ一つを二人で決めなくてはいけません。
しかし、何か一つのことに集中してしまうと男性は他のことが疎かになりやすく、女性に負担を与えてしまうことがあります。
男性と女性の結婚式のこだわりで一番異なっているのは、男性は大きい事柄に対してこだわりを持ち、女性は小さい事柄に対してこだわりを持っているということです。
ただし、これはあくまでも一般論であり、男性でも細かいところまでしっかり考えてくれる人もいるでしょうし、女性でも細かいことは気にならないという人もいるでしょう。
新郎新婦の性格によるところも大きいのですが、お互いのこだわりをうまく調整することができれば、結婚式前に揉めることもなく、楽しい一日を迎えることができるでしょう。
まずは、お互いの理想やこだわりについてしっかり話し合うことが大切です。
新郎新婦にとって晴れの舞台であることは間違いありませんが、結婚式や両家の両親や親族、友人などに感謝を伝える日でもあります。
その事を忘れて、自分たちだけのこだわりを前面に出し過ぎてしまうと、後から揉めてしまうことにもなりかねませんので注意してください。
例えば、会場一つでもそうなのですが、自分たちにとって理想的な場所であったとしても、交通の便が悪い場所だったり、天候に左右される場所の場合、その点について送迎バスをしっかり手配したり、雨天の時に対応がしっかりされている会場を選ぶことも大切です。
ゲストにとって負担にならないような場所を選ぶことを意識しましょう。
また、最近ではご祝儀で結婚式費用を賄おうとする新郎新婦の方もいるようです。
実際に半額程度はご祝儀で支払うという方は多いでしょうが、全額となると料理や引き出物などをかなりケチらないと可能ではありません。
費用を気にするあまりに、ゲストに提供する料理が質素になってしまったり、引き出物がチープなものになってしまうと、招待されたゲストは不満に感じてしまいます。
結婚式の費用は決して安いものではありません。
しかし、得をしようとするのは間違いです。
あくまでもお互いに気持ちの良いものでなければ意味がないのです。
経済的に余裕がない中で結婚式をするのであれば、それに見合ったものを行うようにすれば良いだけの話です。
見栄を張らなければいけない部分も理解できますが、あまりにもゲストに負担や不満を持たれてしまうようなものにしては意味がないでしょう。
また、招待客などをどうするかでも男女で異なる傾向があります。
男性は社会人として勤めている会社の上司や同僚などを招待する人が多く、その会社の人数によっても異なります。
女性も勤めている場合には会社の上司や先輩、同僚などを招待しますが、男性と比べるとその人数は少ないでしょう。
その代わり、友人を多く招待したいと考えています。
どの範囲の人を招待するのかによっても、男女でこだわりが違う為、揉めることのないようにお互いのゲストの人数と照らし合わせながら、決めていくことがおすすめです。
新郎新婦にとって結婚式は、自分たちの幸せを祝福してもらう日であるものの、それ以上に両家の両親や親族、友人などお世話になった人たちに自分たちの成長と感謝を伝える日です。
ここまで成長した自分たちの姿と、育ててくれた両親への感謝、さらには懐かしい旧友たちとの思い出などを思い出させてくれる日でもあります。
結婚式に対してそれぞれこだわりを持ってその日を迎えるでしょうが、こだわりばかりではなく、その大切な一日をどう過ごすのかそのことに重点を置くことを忘れないようにしましょう。
男性と女性のこだわりの差についてお話してきましたが、多くの男性はそこまで強いこだわりを持っていないようです。
女性が主役の日という気持ちが強い為、『なんでもいい』なんて答えが返ってくる男性も多いでしょう。
だからと言って、女性だけが一人で決めるべきものではありません。
せっかくの晴れの舞台ですから、新郎新婦二人でしっかり話し合うことが大切です。
時にはケンカして揉めてしまうこともあるでしょう。
しかし、二人で初めて何かを成し遂げる大切な一日ですので、その覚悟を持って決めていくことをおすすめします。
また、お互いにこだわりが強い新郎新婦の場合は、妥協点を見つける努力をすることが大切です。
どちらも自分の意見を通していては、決めなくてはいけないことすらも決めることができません。
結婚式準備は思っている以上にやることが多く、いくら時間があっても足りません。
その為、揉めてばかりいては一向に進ませることができなくなってしまうでしょう。
そのような事態にならないように、お互いのこだわりに対しての妥協点を見つけてください。
お互いに思いやりを持って、相手の意見を尊重できるところは尊重し、どうしても譲れないという場所に関してはたくさん話し合ってどうするべきかを解決していくことが大切です。
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