せっかくの婚活パーティー、楽しく過ごして、成功させたいですね。
そのためにも、あらかじめプロフィールカードの書き方の予習をしてみてはいかがでしょうか。
✔名前
✔年齢
✔出身地
✔家族構成
✔身長
✔喫煙や飲酒習慣の有無
✔学歴
✔趣味
✔休日の過ごし方
✔特技
✔タイプの異性
婚活パーティーといえばプロフィールカード。
一見他愛ない項目が並んでいるように見えますが、いざパーティー開始直前に書きはじめると焦るもの。
あれやこれやと悩んだ末に、いつも空欄のままの項目がある方も多いのではないでしょうか。
逆に、書きたいことが多すぎて枠からはみ出してしまったり、誤字脱字を何度も消してカードが汚れてしまったり……。
せっかく婚活パーティーに参加したのに、自分のプロフィールカードに自信がなくて話がはずまない、なんてことになってはもったいないですよね。
しかし、婚活パーティーでは、開始直後のわずか数分のトークタイムでほぼ印象が決まると言っても過言ではありません。
何より、プロフィールカードが充実していれば、相手のほうからどんどん話しかけてくれるでしょう。
婚活の相手に興味を持ってもらえるために、プロフィールカードの充実は欠かせないポイントです。
一人でも多くの人に好印象を持ってもらうためにも、カードの書き方を予習して、婚活パーティーに挑みましょう。
まず、婚活パーティーのプロフィールカードについて。
名前、年齢、出身地、家族構成、身長、喫煙や飲酒習慣の有無、学歴、といったパーソナルデータから、趣味や休日の過ごし方、特技といった内面的魅力についてまで、項目は多岐にわたります。
一見なんてことのない項目に見えても、いざ異性にアピールしよう、と思い書き始めると意外と手が止まるもの。
ときには「まだ本名は知られたくないな」と悩んだり「飲酒習慣はイメージが悪いかも」「身長くらいサバを読んでもばれないか」と嘘を書きたくなることもあるのではないでしょうか。
けれども嘘は禁物。
空欄も、できるだけ避けたほうが相手の好感度はぐっとアップします。
婚活パーティーは、その場限りの人気を得るためのイベントではなく、今後長くつきあえる人と巡り合うためのパーティーです。
ですから、女性なら年齢や飲酒、喫煙。
男性なら年収や身長など、サバを読みたくなるのをぐっとこらえ、素直にありのままを書いてみましょう。
とはいえ、個人情報をオープンにしすぎるのも怖いですね。
そこで、本番のときにさらっと個人情報欄を埋められるように、はっきりと書く部分とぼやかす部分をあらかじめ決めておいたほうがいいでしょう。
例えば……
基本的には本名を書いたほうが親しみやすいですが、不特定多数の人に本名を晒すのは怖い方もいるでしょうし、ときには本名でSNSをやっていて、検索されるのが嫌だという方もいるかと思います。
そんな方は、苗字や名前だけにしてみたり、苗字をひらがなで書いてみてはどうでしょう。
どうしても本名に関係のないニックネームを記入したいときは、そのニックネームの由来などを話のネタにしてみるのも一つの手です。
初対面の方との話題に一番しやすいのが、住所。
出身地が同じだ、旅行に行ったことがあったり、友人が住んでいたり……何かと話題にできる反面、住んでいる地域を限定しすぎると、不特定多数の人に住所がばれてしまう恐れもあります。
職業に「事務」や「OL」「金融」とだけ書くと、相手から「どんな分野ですか?」「どういう会社ですか?」と尋ねられることがよくあります。
職業に対する質問は、社会人として当然の好奇心です。
勤務先がばれたくない。
同業者は敬遠したい。
そういう悩みがある方も、仕事内容を指摘されたときは気軽に質問に答える準備だけはしておくと、便利かもしれませんね。
空欄は避けたい半面、個人情報をどのくらい出すかで悩むと、婚活パーティ―当日、余計な時間をとりかねません。
あらかじめ書いていいこと、書きたくないことを自分でしっかりと決めてから、婚活パーティ―に挑んではいかがでしょうか。
個人情報の書き方を見つめなおすことで、婚活パーティー当日の、相手のカードを見る余裕も出てくるはずです。
趣味や特技、自己PR欄といった項目は、相手の興味を引くことができるか運命の分かれ道でもあります。
嘘を書いてはいけないのは、これらの項目も同様。
ですが、婚活では自分の好みだけを書くのも禁物。
初対面の方に興味を持ってもらえるように、会話が盛り上がるような書き方を考えてみましょう。
少し変わった趣味や、お金のかかる趣味は、婚活相手から見ると「合わないかな」「お金がかかりそう」と思って、敬遠される可能性が高いです。
かといって「読書・映画鑑賞・音楽鑑賞」とだけ書いてしまうのもふわっとしすぎて印象に残らないことも。
ほんの少し興味があることや、これからやりたいと思っていることでもいいので「異性も食いつきやすい趣味」を書いてみるといいでしょう。
読書や映画鑑賞といった趣味も、そこに「恋愛物が好き」「最近はアクション映画に挑戦中」「映画館で観るのが趣味」など、相手が話題を広げやすい一言が添えられているといいですね。
スポーツや旅行といった趣味も「最近始めたばかり」「憧れていて計画を立てているところ」といった内容でもかまいません。
なぜやり始めたのか、という点から話を広げることもできますし、相手がすでにその趣味について詳しければ、それこそ盛り上がるチャンスです。
そのためにも、自分がどんなことに興味があるのか、最近何がやりたかったのか、落ち着いてゆっくり整理してみましょう。
特技も、料理なら得意料理、スポーツならジャンルや成績など、趣味と同じように何か一言追加すれば話の食いつきも変わります。
「親戚に子供が多いから子供の相手は得意=子供好き」や「仕事柄機械類の操作は得意=頼りになる」というような話題も、特技と言えますね。
せっかくの婚活パーティーですから、趣味の話題に合うレストランや施設といった、おすすめのスポットを調べておくのもおすすめです。
なぜなら、趣味や特技のアピールは、ただ会話を続けるためだけのツールではなく「今度一緒にどうですか」と誘いあうきっかけにもなりますから。
どちらにせよ、女性ならネイルやエステ、男性ならゲームや釣りといった、一人で楽しめることばかりアピールするのは、婚活の場では控えたほうが無難です。
身長や髪の色、年収、性格……と、つらつら書きすぎるのはやめたほうがいいでしょう。
細かく書かなくても、あなたの知りたいことは相手のカードにすべて書かれているはずです。
ましてや、異性の俳優やタレントの名前を記入するのはおすすめできません。
その俳優やタレントさんを相手が好きとは限りませんし「自分はその人に似ていないから、タイプじゃないだろう。
他の人をあたろう」と思われて、チャンスを失ってしまいます。
ここには「優しい人」や「誠実な人」など、シンプルに書くと好印象。
考えすぎず、素直な気持ちを書くのがおすすめです。
自己PRやフリーコメントといった、何を書くべきか決まっていない項目は苦労しますよね。
かといって「よろしくおねがいします」なんて書き方では印象に残りません。
どうしても悩んだときには、これまで書き込んだ項目の中から、どれか一つだけ掘り下げてみるといいでしょう。
例えば…… 趣味の項目で「料理、食べ歩き」など書いてあれば「美味しい料理を作るためにお店を探索中。
一緒に行ってくれる人募集中です」 家族構成をネタに「妹ばかりの姉妹育ちなので男性には少し奥手です。
甘やかしてくれる人に憧れてます」 身長が低い方なら「身長が少しコンプレックスだったけど、その分体を鍛えているので頼りがいがあるとよく言われます」 。
地元が大好きなのでどこでも案内できます。
ドライブは任せてください」 など。
あまり長すぎると読みづらく、相手が読んでいる間にトークタイムが短くなってしまうので、できれば三行~四行程度のものがいいでしょう。
内容を準備しておけば、当日いざカードを前にしたときも慌てずにすみますね。
自分がこれらの項目に何を書くか練習しておけば、パーティー当日も、相手の書いた内容に気を配る余裕も出てくるでしょう。
書ききれなかった趣味や特技、好きな話題が相手の同じ項目にあれば、見逃さない手はありません。
あなたが一生懸命プロフィールカードを書いたのと同様に、相手も熱心に書いた自己PRです。
あなたの反応があれば、きっと喜んでもらえるでしょう。
プロフィールカードの書き方で、他にできる工夫や、気をつけたいことがあります。
まず字の丁寧さ。
どんなにプロフィールカードの書き方を練習して、婚活パーティ―当日、余裕をもって完璧に項目をすべて埋めたとしても、相手の目に真っ先に飛び込んでくるのは「内容」ではなく「字」です。
字が上手な方はもちろん、それだけで良い印象ですが、丁寧さも見た人に十分伝わり、とても印象が良いものです。
字の大きさをそろえる、枠からはみ出さない。
まっすぐ書く。
一文字一文字はっきりと。
こういったことを守るだけで、最初の印象はまったく変わってきます。
髪を整えたり服装に気を遣うのと同じですね。
文字も、綺麗に整えてあげましょう。
そのためにも、ペンもなるべく書き慣れたものを用意するといいでしょう。
特に、数行にわたって書くことになるフリーコメントなどは、思いがけず枠からはみだしたり、行がゆがんだり。
焦ってしまうと失敗することも多いでしょう。
何度か書いてみてから、本番を迎えるくらいがちょうどいいかもしれません。
せっかくカードの書き方を練習して、内容については準備万端なのですから、ここは時間を十分に使って綺麗な文字で自己アピールを完成させたいですね。
余談ですが、ときどき青いボールペンや、万年筆の濃紺で書かれている方がいます。
こだわりがあるのかもしれませんが、字の丁寧さと相まってやはり印象に残りやすかったですね。
とはいえ、やりすぎは禁物。
青いインクは大人の雰囲気がありますが、カラフル過ぎるのは子供っぽい印象になるので要注意です。
もう一つは、イラストや絵文字、顔文字などの工夫。
カードの項目をすべて埋めたものの、字ばかりだとどうにも雰囲気が堅苦しい。
自分らしくない。
そんな風に思うときは、記号や絵文字を加えるだけでも断然雰囲気が変わります。
例えば前項の自己アピールなら…… 「美味しい料理を作るためにのお店を探索中。
一緒に行ってくれる人募集中です」 このままでは少しそっけなく感じるところを 「美味しい料理を作るためにお店を探索中! 一緒に行ってくれる人募集中です」 句点がびっくりマークになるだけで親しみが湧きましたね。
「募集中です」のあとに簡単な顔文字を入れたり、失敗しない程度のお花のマークを書いてみたり。
一気に文章に賑やかさが出てくれます。
ときには、趣味の欄や自己PRの欄いっぱいにイラストを描く方もいますが、大勢のプロフィールを見ることになる婚活パーティーではやはり目を引きます。
上手なら「うまいですね!」下手なら下手なりに「なんですかこれ」と言って笑いあって、話題のきっかけになることも。
そこまでする気はなくとも、四葉のマークや顔マークなど、余白にぽつんと、自分を覚えてもらうためのマークの書き方を練習していくとカードが華やかになりますし、話題も和みます。
しかし、記号や絵の工夫はあくまでも「自分らしさ」の演出です。
思い出してください。
趣味の項目でも特技の項目でも、できる限り相手の共感を得やすいように、自分らしさを押さえていることを。
そこに、びっくりマークや絵文字が入ることで「賑やかな雰囲気の人だな」と思ってもらえたり「可愛い感じの人なんだな」と思ってもらえることが目的です。
つまり、あなたが真面目な性格で、記号や絵に頼らず、ありのままの文章から漂うクールな人なら、無理に記号やイラストで彩る必要はないのです。
とにかく、婚活パーティーでは「嘘をつかないこと」「相手と話題が弾むような自己アピール」を心がけましょう。
婚活パーティ―は、結婚したい男女が集まるパーティーです。
初対面の男女が、同じ目的で短い時間会話をするために、プロフィールカードはとても重要なアイテムです。
一通りカードの書き方を練習して「自分がこういうカードを受け取ったら、わかりやすいし興味がわくな」と思えるものを作ってみましょう。
そうすれば、相手のカードからも、今まで気づかなかったこだわりや工夫が見えてくるかもしれません。
婚活パーティーに行くのがわくわくするようなプロフィールカードができるといいですね。
いかがでしたか。
魅力的なプロフィールの書き方がわかりましたね。
また、せっかくの婚活パーティーですので、準備はぬかりなく行うようにしましょう。
きちんとした準備をしていくことで、より充実した婚活パーティーにすることができるのは、間違いありません。