東京や大阪などの都心部では、いわゆる団体お見合いのような婚活パーティー以外にも異性と出会えるたくさんのイベントが行われています。
婚活パーティーというとちょっと雰囲気が堅そう、緊張してうまく話せるかわからない、という人にはもう少しカジュアルなイベントがおすすめです。
例えば自分に趣味があり、その趣味が同じだと何も共通点がない人よりもすぐに仲良くなれます。
そんな人にぴったりなのが、同じ趣味の人と出会える趣味コンです。
一例としてはお料理や漫画アニメ、テニスなどのスポーツなどがあります。
この趣味コンではその趣味を楽しみつつ、自然に異性と交流を持つことができます。
婚活パーティーだとお話しする以外には特にできず、まさしく出会いの場という感じでちょっと不自然な雰囲気の時もありますが、趣味コンなら趣味を通じて出会えるので終始自然な雰囲気なのがメリットです。
テニスの終始コンであれば、ペアでしたり勝負してゲームをした後におしゃべりしたり、漫画アニメが好きな人ならそういった会をみんなで楽しんだ後にちょっとした飲み会という感じでフランクにおしゃべりすることが出来ます。
まずはお友達から、という考えの人にとっては婚活パーティーよりもかなり適しています。
また、最近だと、メジャーな趣味だけでなくちょっとだけマイナーな趣味の集まりも出てきています。
例えば美術館巡りが好きな人や、登山が好きな人などです。
美術館巡りのあとにお茶をする会や、みんなで登山をする会などがあり、これらもとても人気があります。
普通の婚活パーティーに比べてこれらの趣味コンは比較的早く予約が埋まる傾向にあり、都心部以外ではなかなか開催されていないこともあって多くの人が狙って参加をしています。
人気のものでは、毎回キャンセル待ちが出ることも珍しくありません。
値段もその趣味をするお金プラスちょっとという感じで、だいたいが3000円から5000円ぐらいと普通の婚活パーティーとほぼ変わりません。
そのため、せっかくならお休みの日だし楽しそうなものに参加しよう、ということで参加を決めている人も多いです。
ちなみに男性と女性では参加費は少し差があることが多く、男性より女性の方が2.3000円ぐらいリーズナブルに設定されています。
これについては通常のパーティーでも同じです。
こういった趣味コンに実際に行った人のレビューを読んでみると、結構いろいろなことが書いてあります。
おおむね楽しめたというコメントが多く、やはり趣味が同じというだけで初対面であっても一気に距離感が縮まりますし、お付き合いに至らなかったとしてもお友達になれるというメリットが大きいです。
もしいい人がいなくても趣味を楽しめたならそんなにイベントとして参加しなければ良かった、とはなりませんしお友達になることができればそこから繋がる出会いもきっとあるでしょう。
パーティーだとどうしても恋愛対象として見られるかどうか、付き合うか付き合わないか、カップリングするかしないか、という軸になるのでこういった雰囲気で楽しめるのは非常に貴重でもあります。
イベント中にあまりたくさんお話しできなければまたその時のグループで集まって飲み直してもいいですし、社会人になるとなかなか同じ趣味の友達をつくることは難しいのでそういった意味でもおすすめです。
よく社会人サークルなどで出会って結婚する人もいますが、感覚的にはそれに近いです。
仕事が忙しかったりシフトでスケジュールが合わないのでサークルには入れない、という人もこういった単日のイベントであればかなり参加はしやすいです。
もしひとりでイベントに参加するのはちょっとハードルが高い、という人がいればお友達と参加することも可能です。
基本的には出会いの場なのでひとりで参加する人が多いですが、若い女性だとペアで来ている人もいます。
イベント中はひとり参加のような感じでいれば周りともうまく溶け込めるので、初めてで緊張するという人はお友達と行ってみるのもひとつの手です。
婚活パーティーというと自分にはちょっと向いていなさそうだな、という人にはまず趣味コンがおすすめです。
会社のイベントやお友達とお休みの日にお花見やイルミネーションを見に行く人は多いですが、こういった季節のイベントも婚活につながります。
みんなでお花見をしたりバーベキューをしたり、グループでお友達のような感じで楽しむイベントもたくさんあるのです。
主催者側によっていろいろですが、例えば春には桜の木の下でみんなでお花見をしよう、というイベントはとても人気で主催者で座るシートやちょっと豪華なお弁当や飲み物などを準備してくれます。
自分は基本的にそこの会場に行くだけという感じです。
初対面の人とお花見って微妙な雰囲気になりそう、と思うかもしれませんが個室で1対1で話すパーティーよりも自然と仲良くなれます。
野外ということと、人によってお酒が飲める人はアルコールが入ると雰囲気がくだけるので一気に距離感が縮まります。
雰囲気としては、はじめは少し気を使いますが最後は打ち解けてしゃべれるようになりやすいです。
また、夏にはバーベキューはよく行われます。
バーベキューも野外ですし具材を焼いたり取り分ける際に自然とコミュニケーションがとれるのでおすすめです。
ただお話するだけでなくいろいろな部分を見られるので、より相手を詳しく知ることが出来るというメリットもあります。
いろんなことに気がつく人なのか、ちょっとゆっくりしているのか、周りをお世話するのが好きなのか、などちょっとしたことで分かります。
婚活パーティーだとお話しするだけで終わってしまうので、数分しゃべっただけの印象とバーベキューをした後の印象では違うこともよくあります。
イベントの中でより相手をしっかり知りたいという人にはぴったりです。
また、秋には紅葉をみんなで見に行くというイベントもあります。
紅葉といえば大人のカップルや夫婦が行くイメージですが、意外とグループでわいわい行くのも楽しいものです。
みんなでちょっと散策をしてお弁当を食べて、おしゃべりするというような内容が多く、気軽に参加出来ます。
冬にはスノーボードなどのスポーツをするイベントや、イルミネーションを見に行くというものもあります。
どちらも少し難易度が高そうではありますが、スノーボードは一番距離感が縮まりやすいイベントです。
初心者の女性を男性が教えたり、ゲレンデマジックもあるのでいい雰囲気になりやすいです。
純粋にスノーボードがしてみたいけどひとりではなかなかチャレンジしにくい、という人にもお友達が出来るのでおすすめです。
また、イルミネーションはカップルのものという感じがしますが最近はインスタ映えというワードが大流行していることもあり、意外とお友達同士などのグループで見に来ている人も多く、そこまで浮くことはありません。
むしろ、静かに楽しんでいるカップルよりもみんなでわいわい楽しむ方が楽しいかもしれません。
イルミネーションを見たいけどひとりで行くのはちょっとな、という人にもおすすめです。
このように季節の催しをきっかけとした出会いはいわゆるお見合いや合コンのような雰囲気よりもざっくばらんに何でも話しやすいです。
こういったイベントには気の知れた人と行くもの、というイメージは確かにありますが、意外とこういう婚活の場も増えているので実際行ってみると思ったよりも楽しめるはずです。
参加費用もリーズナブルなものが多く、さすがにスノーボードなどのスポーツになると多少はかかりますが、基本的にはそのイベントにかかる費用プラス1000円から2000円ぐらいになっています。
そのため、もし思うような出会いがその時になかったとしてもそこまでダメージを受けずに済むというのもおすすめのポイントです。
婚活パーティーは異性との出会いのみを目的にしているため、頑張っておめかしして行ってもいいと思える人がいなければその日がまるまる無駄だったように思えてしまいます。
それが婚活パーティーの悲しい部分であり、何度も行こうとは思えない原因なのです。
自分も楽しいと思えるものがベースになっていれば、そんな心配は要りません。
さらに、東京にはもっといろいろな種類の会があります。
例えばよく行われているのが、異業種交流会です。
名前だけ聞くと硬いイメージですが、実際は自分の業種とは違うお仕事の人とたくさん出会うことが出来るのでその辺の婚活パーティーよりも効率がいいと言われています。
女性が多い職場や、年配や既婚者が多い職場というのは必ずあるもので、そういったところで働いている女性はどうしても結婚しづらいです。
しかし世の中にはその反対で男性ばかりの職場で働いている人も多くいますので、そういった人同士が出会うきっかけにもなります。
ただし、異業種交流会は中にはあまり良くないことに勧誘されるようなところもあるので、どこの会に行くのかはしっかり吟味しておきましょう。
また、お酒が好きな人にらおすすめの催しがいろいろあります。
例えば最近トレンドのオクトーバーフェストはビールや美味しいお料理を楽しみながら、出会いもゲットできるチャンスです。
まず席と席の距離が近く、なんとなく隣の人としゃべりやすい雰囲気です。
お酒も入っているので、美味しそうなものを食べている人がいればそれを聞く、というようなことも出来る感じです。
また、オクトーバーフェストではどこもダンスや歌の時間が設けられており、その時間は知らない人同士で乾杯をしたり一緒に歌ったり踊ったりして楽しみます。
ドイツの軽やかな音楽が流れる中楽しく騒ぐので、自然と出会いも生まれます。
お客さん同士もそうですが、たまに出店者側とお客さんの間でも出会いがあるようです。
そういったところもうまく活用出来るといいでしょう。
オクトーバーフェストについても、もしいい人がいなくても食事を楽しめるので損した気持ちにはなりません。
婚活だお張り切っていくと疲れてしまうので、これぐらいのテンションで挑むのが実はいいのかもしれません。
また、お酒好きならコリドー街などに繰り出すのもおすすめです。
いわゆる婚活というよりはちょっと軽いイメージにはなりますが、女性の2人組みが歩いていればほぼ声をかけられるスポットなので出会いはあります。
また、男性からしてもみんなナンパ待ちという雰囲気なので声をかけやすいです。
コリドー街が遠い、という人には相席居酒屋もいいでしょう。
相席居酒屋は最近話題になっていますが、女性は無料でお酒やごはんを楽しみつつ、男性とおしゃべりすることが出来ます。
男性、女性それぞれが2人組みで来店しお店側にセッティングされるという流れで、意外と面白いと話題です。
もし相手に嫌なことを言われたり、一緒にいたくないと思えばスタッフに言えば相手を変えてくれるサービスもあるので安心して行くことが出来ます。
男性としては30分で500円から1000円ほどかかるものの、確実に女性とお話出来るとなるとリーズナブルではないでしょうか。
相席居酒屋というと真剣度が低いような感じもしますが、意外ときちんとパートナーを探しにいている人も多いです。
また、婚活の中で一番真剣度が高いイメージのある結婚相談所ですが、東京では大手の相談所の本社があるところが多く、セミナーであったりいろいろなサービスを受けられるところもあります。
相談所に行くのは抵抗がある、という人が大半ですが最近は若い頃から登録して、可能性を広げる人も沢山いるので選択肢のひとつではあります。
特に東京ではやはり登録している母数が多いのでいろいろな人がいますし、自分の希望により近い人も見つけやすいです。
東京ということを活かすのであれば、一番メリットの多い婚活の方法かもしれません。
昔ながらのマダムが経営しているような相談所から、大手のリクルートなどが経営しているリーズナブルな相談所、さらには市などの地域の団体がしているようなところもあるので自分に合ったところを見つけるのがおすすめです。
いろんな催しに参加するのもいいけど、いち早く結婚がしたい、と思う人には一番の近道になるかもしれません。
婚活は辛いことばかりではないので、どうせなら楽しくいきましょう。